0⇔∞(仮・はてなブログ継続)

こちらのブログは、はてなダイアリーの同タイトル日記から継続しています=管理人は一緒。Twitterと以前のブログ含め管理人筆者は生物学的にも精神的にも生まれてから約半世紀変わらず2000%男ですよ。

この頃

 すっかり家庭用ゲーム批評欄と化してしまったこの辺り。
当り前ですが、全て実際にこのゲームを遊んでの感想であり、このブログ管理人がこの欄に書いたゲーム内容に関しては全て真実です。
 ◆なんとなくこの年前後のF1ゲームの話し
 ファミコンのF1ゲーム、エキサイトバイクファミリーサーキット、F1サーカスやらフジテレビのロゴも入ってたスーパーファミコンのやらゲームセンターにあったモナコGPやら。楽しく遊んでた頃もありましたね。実際に本物のレーシングカートに乗ったこともあったりします。
 で、SonyのFOMULA1 97を。このブログ管理人は前作から遊んでいます。

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 その前にプレイステーションでこのブログ管理人が生まれて初めて購入したF1ゲームである前作。

  • ◆FORMULA 1◆※星は5つが最高評価。
    • 総合評価:☆☆☆☆と半分
    • 後述したように雨とドライでタイム変化が無かったり、セクタータイムが合計で表示されるので、後に引いて各セクタータイムを確認する必要がある。フォードEDエンジンを使用する下位チームにマシン性能差がほとんど無かったり(各チームの空力含めたシャシー性能とエンジンのバランス、それぞれのチームが施しているオリジナルのチューニングによって同じエンジンでも差が出ていたりする/それによってあのような安定感とタイムの差になる/当然ドライバーの技量もあるが、それを極端に反映させると、コンピューターゲームとして遊ぶ意味=ゲーム購入者のテクニックが反映されないので、これに関しては微妙なところ)レースシーンでちょっと変な挙動があったりするものの、フラッグ含めたルールを登場させ、その年にF1へ参加したレーサーが全て収録されるなどファミコンスーパーファミコン時代のF1ゲームを発展させたような路線の作品。現実と同じようなタイムで走ることはコースによって不可能ではあるが、気軽にモータースポーツ=レースで遊べ、コースを気軽に走れる作品。プレイステーションのF1ゲームではプレイステーション2含めて未だに個人的最高作品。
  • ◆FORMULA 1/1997◆※星は5つが最高評価
    • 総合評価:☆☆☆と半分
    • 前作FORMULA 1(これは1995年版)よりコクピット視点が増え、登場するレーサーが少なくなり、雨が降れば自然とタイムが落ちるようになったり(前作は土砂降りだろうとドライだろうとタイムに変化無し)、さらに305㎞以上の全レース距離もしくは2時間ルールが微妙に適用されてないモナコGPなど/78周前後、2時間前に終了してしまう事や、シーズン中の代役・交代で起用されたドライバーの未登場など様々ありますが、タイムアタックだけでなく、レースゲームとしても多分、今(PS3が発売されている今)でも遊べる。もちろん最新のと比べれば走行タイムは遅いけどね。・・・様々問題あれど前作=第一作目も楽しく遊べる作品で、この初期二作品の完成度は高いと思っています。

 しかし。

  • ルールとしてフラッグが表示されるのはいいが、5種類しかない。プレイステーション以降ルールそのものが存在しないCar Raceゲームの多さを考えると、登場させただけ偉い。 
  • ほとんどが周回遅れの確認用ではあるが、バックミラーが存在しない。その為接近してくるもしくは近くにいる後方などの車を確認する手段が主にエンジン音となる。後方を見ることができる視点はあるものの、振り返って確認するような視点のためスピードを落とさなければならない。ゲーム中はそれにより前方視点が切れてしまう為、不便。
  • 上の二つに関連:以上のような事から、レース中もしくは公式予選モードは大変。
  • スパ・フランコルシャンサーキットの表示がスパのみ(リエージュ州スパ市の名前ではある)。
  • 国旗が簡略化されている。
  • 音は・・・難しいか。こんなもんじゃないからね。

 ◆まず、ブルーフラッグ/ホワイトフラッグが存在しないため遅い車が邪魔◆
 CPU車が上位周回車に道を譲らない。逆に速い車が後につけて来たときレコードラインを外して譲ってもなぜかCPUマシンは追い抜いていこうとせず煽り続け、こちらが完全に停車するか大幅に脇に寄せるぐらいしか、前に行ってもらう手段がなく、とんでもないタイムロスになる(これは難易度を上げてさらに下位チームを使用している場合/その他には1位などで周回を続け、途中で大半か全車周回遅れなどにした場合において余裕のスロー走行などしていると周回遅れの車が近くにいて驚く事など)。要するに、ルールがCPUマシンのAIに存在しないってことです。等々。

  • この家庭用ゲームは1997年のレースカレンダー。しかし、プロフェッショナルモード以上で遊ぶと幾つかのコースでは現実のポールポジションタイムを遥かに上回るタイムでレースが争われ(例:サンマリノGP/当時の現実タイム:1分23秒303/ゲーム内でCPUが争う1位タイム:1分20秒台※時間が経過するにつれ、ちょっとずつ速くなっていくが、バカみたいなタイムにはならない)、幾つかのコースでは96年のタイムでポールポジションが争われている(例:モナコなど)ので現実感が一気に覚めてしまう。かといって難易度を落とせば下位の車でも現実のポールポジションタイムを上回ってしまうばかりか、当然フェラーリやらウィリアムズをブッちぎって勝ててしまうのでゲンナリ。さらに、プロフェッショナルモード以上だとタイヤ消耗をOFFにしてソフトタイヤで走らなければまともに争えないが、本当の当時のF1っぽく遊ぶ派なこのブログ管理人の場合、レースディスタンスをソフトタイヤ1セットで走りきれる状態があり得ない(この当時はスリックタイヤ。左右で異なるコンパウンドを使用したこともあるのが当時のF1。このゲームではそこまで出来ない)。ですから、タイヤ消耗があり、ピットストップ戦略を使いながらもレースを進められる、そして勝てる条件化で遊んでいます。

 よって、現実っぽい走行タイム感覚で遊び、下位の車らしく上位の車らしく走るには、プレイヤーが工夫を懲らさなければならない。例:難易度にもよるが、タイヤは必ずハードをチョイス。セッティングもタイムが遅くなるようにして走る。単純に速いタイムを目指すのであれば、ソフトタイヤ+サスペンションとダウンフォース調整してしまえばいいからね。でも、それじゃあこのブログ管理人は楽しくない。楽に走ってももちろん十分楽しいですよ。

 しかし!!多くあるレースゲームにおいて、現実のレースディスタンスをゲーム内で同じように走ることが苦にならない貴重なゲームソフトでもあります。難易度によっては異なるが、実際のF1と同じく方法によっては1ストップでも大丈夫。もしくは、これも実際のF1と同じく複数回のピットストップ作戦も大丈夫。予選では上位に入り、レース中も予選タイムと同等のスピードで走り続けること。これが出来れば、現実の1996〜1997年F1と同周回数のレースディスタンス=1レース2時間程度であっても、無理なく楽しく走り続けられる。そして勝てます。こんなレースゲームは他にない!これは強調しておきます。もう一つ強調するなら、タイヤ消耗をOFFにして遊んでる人は論外。このブログ管理人とは異なる遊び方の人です。とんでもなく時間はかかりますが、自転車でも、自家用車でも、タイヤは減ります。今作品においてタイヤ消耗その他をOFF,ソフトタイヤを使ってレースを行えば、全戦で1周たりとも1位を明け渡さずに勝てますよ。でも、そんなレースは当時の現実F1において存在しない。 

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 前作よりも進歩したところがあり、そのお陰で楽しくなるはずが、肝心のグランプリモードにおいて役に立たない代物になってしまっているのが何ともいえない悲しさです。上位の車で走れば場合によっては遊べます。ダメージはONにするとさらに楽しめ・・・マシントラブルなどでリタイアするドライバーの気持ちが痛いほど理解できる。
 レースするなら前作の方が楽しめる=現実と同じ周回数で走っても苦にならないどころか、そうやって走らないと楽しくない!。こちらはタイムアタックかF1のコースってこんな感じ?なのかな?ってのをドライバー視点で楽しみたい人は遊べます。スーパーファミコンや初代ファミコンをお持ちの方であれば「F1サーカス」や「フジテレビ/F1グランプリ」「ファミリーサーキット(これにはジャカレパグアやロングビーチデトロイトなどなど現在のレースゲームでは使われていない懐かしサーキット・・・当時では当り前のサーキットが多数収録されてます/再現度は別として)」などレース戦略性も高く、マシンによるスピード差などが現実のように再現されている事をご存じと思いますが、あの視点にさえ慣れれば、こちらも十分楽しい作品です。

  • 本物のF1において好きなチームというのは特に無い。まずF1という競技そのものが好きだった為、全てのチーム全てのドライバー=レーサーが当然好き。自分が一人のレーサーとして実際に所属すると考えたとき、チームオーダーを明確にしてるチームよりはジョイントナンバー1=対等に争える環境のあるとされるチームのほうが好きではあるが、フェラーリが嫌いなワケではなく車などは当然好き。見てるだけならどちらでも良い。自分が関わるならチーム内イコールコンディションじゃなければそれだけで拒否するだろうと自分の性格で想像。日本人ドライバーやメーカーなども当然気にはなり、活躍すると嬉しくもあるが、贔屓=この場合・・・正確な判断力を失うほど偏ってしまうまでは贔屓してない。
    • コンピューターゲームで遅いチーム=車を使うのは、自分の技量で車を速く走らせて速い車に勝てるから。難易度調整すれば誰でも勝てる。ちょっと上げても勝てる。速い車に乗って速く走って勝つのはある程度の技量があれば誰でも出来る。結局イス取りゲームみたいなもの。当然全てのチーム、全てのレーサー、全てのコースを使う。
    • このタイプのゲーム=FIA公認のF1ゲームの場合、大抵発売日はそのシーズンの秋か、終了後。エントリー全チームと、ファースト&セカンドドライバー及びその年に開催されてる全グランプリコースが再現され、大雑把ながらグランプリウィークエンドのスケジュールも再現されてたり、その他のモードが追加されてるのが普通。作品によっては、怪我や契約の問題でシーズン中に交代したドライバー「も」使えるようになってる場合もあるが、最近では珍しくなってしまった(PS時のFORMULA1 95ではとあるチームの4人のドライバーなどが再現されていた)。

 これらはF1ゲームに限らず、サッカーゲーム、野球ゲーム、NBAゲームなどでもほぼ同じ。NBAとサッカーはほぼ秋か冬以降に発売される。それは9月や10月のシーズン開幕時か、その前後のメンバーを収録する為であって、完全ではないが新シーズン用になってるのが普通。遊ぶ側が工夫出来るように選手エディットモード(登場してない選手などを作れる)が備わってるのも定番。

 F1ファンの、車でありレースカーなどがコースを周回、真っ直ぐ走ってたりする競技はだいたい好きなこのブログ管理人の一言。
 まだ書き加えるかもしれにゃい。