Finale
ITAxFRA Olympiastadion / Berlino オラシオ・エリソンド(ARG)
ざっと。
以下は試合中にメモしたことの少し。
前半は状況含めほぼ互角。攻守の移行速いプレッシャーゲームで共に抜け出すチャンス窺う(互いの攻撃を互いの守備・中盤のプレスが上回る状況)。リッピ・イタリア:プレッシングver.と今大会のフランス両者得意の展開。
その後・・・・ほぼ一方的にフランスへ“見た目の”流れが傾く。これはイタリアの、でもある。
ITAはポイントを(攻は前線で/奪った後の速攻←これはフランスの集中守備でDFラインの出所から囲まれ、カウンター出すのも困難に。“それでも数チャンスで息の根止めるのがITA”/守は奪う位置←失い方が悪くどうしてもああなっていた。攻守に悪循環。普通のチームであれば)抑えられ自然と守るカタチ、ある意味得意の。(デロッシ投入は効いた・・・耐えられたかどうか)。FRAは落ちたんだがそれでも運動量キープし攻守にプレッシャーかけ続ける状態を維持しジダン中心にマルダ、リベリ、アンリが走る・・・チャンスにはなかなか至らないが。そして・・・・。
いつかの〜とは書いたがもっとx2クリエイティブ。さらに高・好バランス。単独チームだしね。
そしてそればかりを賞賛しているワケでもない。
でも思うときはある「・・・だったら今の止めてるのに!」「OOOくらい読みがよければ・・・」「OOOだったら戻ってDEF助けてるよ・・・」
バランス。そして流れを読む・掴む・状況を見る。
誰か。
カンヌ、ボルドー時代からあだ名の一つに“瞬間湯沸かし器”ってのがあり、それはユーヴェ時代も・・・穏やかにはなったが、突然いなくなる場面はあった。98年も一発レッドあり。しばらーくこういうの見なかったんだけど、どーしてこういう場面で・・・。カード掲示されるまでの過程にとは思うが判定は判定。FRAは間違いなく素晴らしかった。出来は今大会で最高といっていい。記録上は引き分け。両者に勝って欲しいけど・・・・。
で。
ITALIA!!!
何も言いませんよ!やったね!
ただ、トニ&トッティの調子が良いワケでもなかったのに引っ張り続けたことは、少し・・・ありはする。
ま、いいよ。
☆☆☆☆!
四つ目!!
MVPは記者投票の結果35票差、ですか、ジダンということです。2位がカンナヴァーロ、3位がピルロ。
この2人の争いなのは妥当でまぁ、こうなるとは思います。DFの選手が選ばれにくいのはバロンドールでもそうですしね(最近ではザマーだけ。全盛期のバレージもマルディーニもダメだったし、振り返ればさらにOOやらXXやらも・・・※注・ミラン好きではありませんしDFマニアでもありません)。だからといって、これが本当か?といったら・・・どうなんだ、とは思うよ。
後者2人が披露した高品質なプレーと大会期間中全く落ちずにその質を保った継続性よりも、と。ならば最優秀若手選手も・・・・・。
ジズーの才能やら何やらがどうだなんて改めて何か言うほどの事でもなし。
ヤシン賞はイタリア人。