0⇔∞(仮・はてなブログ継続)

こちらのブログは、はてなダイアリーの同タイトル日記から継続しています=管理人は一緒。Twitterと以前のブログ含め管理人筆者は生物学的にも精神的にも生まれてから約半世紀変わらず2000%男ですよ。

サッカーの退化を決定した大会・・・・下にも書いてあるように短き感想

  • メンバー選考に関しては下の日付に書いてあります。
  • 目立った選手についてもノーコメント。ほぼ全ての選手が既に実力を証明済み。数名を除きこのブログ管理人が日頃から見ている選手達ばかり=プロフィール参照。・・・・僅かな例外と数カ国を除いてほとんどの選手が普通の状態から程遠い出来で、中には明らかに試合をする状態ではない選手もいた。さらには本来の実力であればスタートから起用されるべき選手がベンチに座りっぱなし、というのが目立ち、まるで何かから隠そうとしているのかと思わせる異様な雰囲気さえ感じさせた。
  • 今大会もうひとつの特徴。攻め、自陣から遠いところで相手を止める、相手からボールを奪う術を持ったチームがチャンスを全て外し、速攻・・・しかも、そのディフェンス技術からはあり得ない初歩的間違いによって速攻から失点し負ける試合が多かった。自滅の多かった大会。開幕戦のスイスxチェコ、スペインxロシア、オランダxイタリア、オランダxフランス、ポルトガルxドイツなどがその代表。 

◆Finale進出の2チーム
SPAGNA:1964年以来の1位。当時は開催国。予選から見る試合の多かったチームではあるが、内容に見るべきものはなくただ勝ってきただけであって、デンマークの調子が本来のもので、北アイルランドが失速しなければ本大会出場を逃していた。
 ちょっとした変化が起こったのは壮行試合に近いペルー戦。その次のアメリカ戦は元に戻ったが、相手のメンバーは落ちているものの、ペルー戦でのプレー内容はあれでも、ここ数年間で最も優れた試合。特に攻撃に関して個人技術の質や、チームプレーが優れていることをようやく、見せつけた試合となった。
 しかし、本大会に入ってからそのプレーはほとんど消え、ひたすら守り、スペースへドーンと蹴るサッカーへ戻る。決勝はその典型。対戦相手の守りが堅く、ボールキープ時=攻撃時にスペースと人へのマークを行っている、当り前の事が出来ているチームに対しては苦戦していた。イタリア戦であり、攻め手を持っていればスウェーデン(イブラが不可解な途中交替)、先制されていればGLでのロシア戦も同様。特にロシア戦は序盤に猛攻を受け、今大会の好調さを初戦からロシアが発揮していれば、間違いなく負けていた試合。場合によっては前回同様GLで消えていたチーム。・・・・本当はワンランク上のプレーが可能なのに、つまらないプレーで勝った。サッカーは難易度で決まるワケではないが、一番低い難度の技で金メダルを獲った体操選手のようだった。
 このチームを見るならこの試合:親善試合のペルー戦/ギリシャ戦(これは大会ベストゲームの一つ。サッカー、フットボールの楽しさが満載。スペインは勿論、ギリシャのプレーが素晴らしかったからでもある。)
 可哀想だったのがセレモニー終了後。みんなで定番の曲を歌ってたが、場内には曲が流されなかったこと。まさか、ロックだから・・・・なんて理由ではないと思うが。だって、決勝の前にとある歌手のライヴがあったんだから。

 こうやって書くとまるで「スペインが勝ってはいけない」ように見えるが、そんなことはどこにも書いていない。同時に「スペインが好きだ嫌いだ」などとも書いていない。どのチームにもチャンスはあり、勝ってはいけないチームなど本来は存在しない・・・・実力が伴っていれば。大会全体でサッカーの、フィールド上のプレー、その質が低くこのブログ管理人の好みでは無かったというだけ。個人的に気に入ってる選手ばかりで構成されたチームであり、通常のリーグ戦時でも彼等のプレーは好きではあるが、どうも代表チームになるとダメ。このブログ管理人、好きな選手が所属していたりその代表チームでプレーしていようと、そのチームを嫌いな、好きになれない場合があります。それはプレースタイルに影響される場合がほとんどです。ハッキリ言って今大会の、ここ最近のスペインはつまらない。
 ・・・・上にも書いてあるが、ギリシャ戦やイタリア戦などは今大会個人的ベストゲームであり、その両方にスペインが関わっていることも加えておく。
 ここに限らずブログ、本、全般に言えるが、ちゃんと文章を読んで、理解すること。

DEUTSCHELAND:1990年、92年以来のワールドカップヨーロッパ選手権連続準決勝以上進出。初戦のポーランド戦をピークに下降線を描く。クロアチア戦で判定の不利を受け、引き分けが妥当な試合を落としたのはアレではあるが、スペイン以上にただ単純にスペースへ蹴り込むプレーが多く、さらには攻守に安定感を欠いたまま勝ち上がってきたのをOOOO魂と評していいのかどうかは別問題。ポルトガルがチャンスを外さなければあそこで消えていた。チーム力としても2年前のドイツ大会時よりレベルダウン。あの時もそれほど高かったワケではなかったが・・・・。
 このチーム見るならこの試合ポーランド
 ☆このブログ管理人が勝手に決める大会ベストチーム☆

  • ITALIA:予選の序盤、消えそうな状態から試合内容と結果両方が向上して出場してきた現ワールドカップチャンピオン。バカみたいな間違いから負けたオランダ戦にしても攻守に圧倒。プロサッカー選手が主体となってチームを組んだ代表チームにおいて、そのレベルの高さを主張した貴重な国。「今のプロサッカー選手はこんな事が出来るんだぞ!!!」その他全試合においてワールドカップ同様対戦相手を気にせず、自分達のプレースタイルで試合を支配する。今大会、主語が自分達にあったのはイタリアとポルトガル、スイス、ギリシャ、準決勝までのロシアとフランス。メンバー選考に関しては他にも書いたので省くが、大会参加チーム中おそらく最多・・・といってもいい程のチャンスを外し続けなければ、普通に勝っていただろう。

 このチーム見るならこの試合:今大会のイタリア戦全て。

  • PORTUGAL:イタリアと同様。こちらもチャンスを外し続けた。大会前、Finaleはイタリアとポルトガル。内容が良ければドイツと考えていた。

 このチーム見るならこの試合:トルコ戦、スイス戦、ドイツ戦。

UEFA2008好試合・・・・
 ポルトガルxトルコ/ドイツxポーランド/ルーマニアxフランス/オランダxイタリア/ギリシャスウェーデン/スイスxトルコ/イタリアxルーマニア/ギリシャxロシア/トルコxチェコ/ポーランドクロアチア/フランスxイタリア/ギリシャxスペイン/ロシアxスウェーデン/ポルトガルxドイツ/スペインxイタリア

  • 審判について:文句を書いてますが、大会後半から急激に回復。それでも・・・ではあったが。