事実
暇なので、ちょっと投げてみる。
スプリントから長距離まで幅広く活躍してます1976血統ですが、ちょっとした事を記しておきます
- 英国の6ハロングループ1=グレード1競争において斤量60kg以上を背負って勝ち、1分10秒を切る=1分9秒以下の走破タイムを記録した事がある競走馬には必ず1976血統が含まれている・・・というより1頭しかいない。
- パワーと言われますがスピードもなければこんな芸当は出来ません。
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- 長距離=スタミナとするならPrixカドランとアスコットゴールドカップ。そちらについてはこちらの日付周辺に書いてありますので事実を知りたい方はどうぞ。
強い馬や血統って人気あるんですよ。今の日本や世界中を見てるとよーく理解出来ますよね。ディープインパクト、キンカメ、ハーツクライにいきなりブックフルになるオルフェーヴルやロードカナロア・・・。競馬って優勝劣敗ではありませんよ。ひいきと復讐の道具に使ってるだけです。実力で何やっても勝てなかった相手を倒すためにここまでしないと勝てない血統が今の世の中を我が物顔で闊歩してるだけです。
- ついでに。昨年のサードクロップサイアーランキングUSA(初年度産駒から3世代目までの合計種牡馬成績)第3位となったTiznow=Man o'War系を世界中で支える大きな柱であるTiznowからの新進気鋭種牡馬Tiz Wonderfulが韓国へ売却されたのはご存知でしょう。韓国の競馬は全てダートレース。近年日本の南関東と交流競争を行って日本で勝つなどしてますが、南関の一線級相手でもない。IFHAにおけるパートⅢ国。日本がパートⅡ国だった時に欧米・香港のグループⅠレースを勝ったり、国内に国際GrⅠ競争を作っていたのに比べれば絶望的に環境・技術に乏しい場所へ、大変貴重な活躍していた1976血統が売り飛ばされました。韓国競馬がこれから発展するための礎となるかもしれないものの、国際舞台からは完全に消去されます。今の韓国の環境と技術で、USAランキング3位となってGrⅠ競争で勝てる競走馬を生産可能な能力をフル活用するのは完璧に不可能です。こうして貴重な血がまたしてもこの世から消え去って行くのです。