死中求活
しちゅうきゅうかつ。
管理人は現在の競馬主流血統以外の父系...牡馬によるビッグレース1着が増える事を、後継種牡馬が増える事を望み続けています。
とりあえずメモ程度で。
ギリギリ
- 昨日12月29日に大井競馬場で行われた東京大賞典GⅠを牝系1976牡馬(父系スウェプトオーヴァーボード)のオメガパフュームが1強といっていいレースをなんとか制して1着。同レース史上初の3連覇を達成しました。牝系でのGⅠは全日本2歳優駿等もありますが、2020年のJRA、地方交流重賞において1976父系は重賞未勝利となりました。ジャングルポケット、ジャングルポケット父系=トーセンジョーダン、オウケンブルースリ、トニービン父系=カンパニーそしてノヴェリスト(ブランドフォード父系)。昨年ダートおエルムステークスGⅢを勝ったモズアトラクションが3走しか出来ず内容も低調。他の有力馬も...。唯一明るい話題はトニービンからミラクルアドマイヤ経由のカンパニー父系重賞勝ち馬、目黒記念GⅡ勝ちのウインテンダネスが無事に種牡馬入りしてくれたこと。トニービン系はジャングルポケット父系が活躍馬多いですけど、もう一つのカンパニー父系も晩成なスピード溢れる血統で活躍馬が多数出てくれる事を期待されてたんですが、カンパニーが早々に亡くなってしまい、現状唯一の後継種牡馬しかもGⅡ勝ち馬なので、この判断は生まれ故郷の牧場さんとはいえ英断で素晴らしいと思います。来年はビッグレース勝ってくれると思います。
- ついでに国内ナスルーラ父系とすると、牝馬の重賞勝ちがゼロを防ぎました。その筆頭が有馬記念GⅠ、宝塚記念GⅠとグランプリ2冠を成し遂げたクロノジェネシスがお見事。お父さんは凱旋門賞馬のバゴ(ナシュワン/ブラッシンググルーム父系)。他にサウジアラビアロイヤルカップGⅢを制した牡馬のステラヴェローチェと2頭のJRA重賞勝ち馬がいましたね。もう一頭、サクラバクシンオー父系ショウナンカンプ産駒のラヴカンプー(牝馬)が遂に悲願の重賞制覇をCBC賞GⅢで達成して繁殖牝馬になりました。パイロ産駒(A.P.インディ父系)のケンシンコウもダートGⅢレパードステークスを勝っています。JRAでは4頭で6勝。NAR(地方競馬全国協会)の重賞であれば1976父系もそこそこ勝っていますけどね...トーセンジョーダン産駒はダートでの活躍が多いのですが、地方で1頭が地方重賞を2勝しています。パイロと同じA.P.インディ父系のシニスターミニスター産駒も地方重賞勝ち多く、JBC2歳優駿GⅢ勝ち馬ラッキードリーム等7重賞勝ち。サクラバクシンオー父系のグランプリボス産駒も鎌倉記念、イノセントカップ等6重賞勝ち。...やっと絞り出して国内ではこの程度です。アメリカはともかく(中南米含めて)、欧州とJRAでのナスルーラ父系は大苦戦がしばらく続いています。今年は国内ナスルーラ父系重賞勝ちゼロを防げましたが牝馬多く後継種牡馬を考えて、牡馬の大物をずーっと待ち続けている管理人です。
- 現在の世界競馬主流父系以外、JRAで重賞勝ちしてるのはこれだけです。