そう海一粟(※”そう”はさんずいに倉)
そうかいいちぞく
メモ。
こんな時にでも書いておかないとね
先日のブログでこんなことを書いたワケですけど、これは事実です。そんな1週間後の2月は20日。サウジアラビアでノングレードレースながら1着賞金10億円!という世界最高賞金レース、サウジカップが行われました。同日開催のレース、リヤドダートスプリント、サウジダービーで日本遠征馬が勝利し特にダートスプリントでは日本馬1-2フィニッシュと大活躍。グリーンチャンネルで生放送してたので見てた方も大勢いると思います。ちなみにサウジダービーは昨年も日本から遠征したフルフラットが武豊騎手と共に同国での日本馬、日本人騎手初勝利を達成してからの連覇なりましたね。このフルフラットの牝系が1976牝系だったのもなんだか色々あるなぁ...と(思い出だとか、因縁だとか)、昨年ツイートしました。
そんなサウジカップですけど、勝ったのは英国からの遠征馬ミシュリフ。昨年そのサウジダービーでフルフラットの後塵を拝す2着の後にフランスダービーGrⅠ(本物のフランスダービーですよ/2歳時にジャンリュックラガルデールGrⅠに勝ち、フランス2000ギニーGrⅠも勝って出走してたヴィクタールドルムや、後にブリーダーズカップマイルGrⅠを勝ったオーダーオブオーストラリアなんかも出ています)を制しています。このミシュリフなんですけど、なんと。これもまた父系とBMSに1977父系がいない血統の持ち主でした。5代血統表にはいます。父系がメイクビリーヴ(マクフィ/ドバウィ)ですからダンツィヒは少しいますけど、それだけ。同じ日や翌日日曜日にはオーストラリアやアメリカで多数の重賞を勝ち、それこそJRAのフェブラリーステークスGⅠでもアンブライドルド父系(ファッピアノ/1977)なカフェファラオが勝ったように、ただの偶然でしかないとは思いますが、こんな事もあるんですね。アメリカから参戦していたのが先日のブログにも書いた同4着ニックスゴーや、同3着なアメリカGrⅠ勝ち馬シャーラタン(BMSがクワイエットアメリカン/ファッピアノ)、アメリカGrⅡ勝ちでケンタッキーダービー繰り上がり3着馬タシトゥス(7着/BMSがファーストディフェンス/アンブライドルズソング父系)とそれなりにメンバー揃っている中で欧州馬がダートレースをもぎ取っていったのは血統と同じくなかなか驚きでした。そしてこのアメリカ主力や3着になった昨年12着だった英国馬グレイトスコット(デインヒル父系)が軒並み1977父系やBMS持ちだったりするんですね。...こんな偶然もあるもんです。アメリカ昨年の年度代表馬オーセンティックやティズザロー、マキシマムセキュリティ、ムーチョグスト辺りは不参加や既に引退してるので(これ全部”以外”です)、特にオーセンティックが参加していたら...とは思いますが、もし勝っていたとしても、それも”以外”な血統馬であって...そんな偶然もあるもんですね。と、なんとなく考えていた次第です。だからなんだって事ではありません。